着付け教室ガイド

練習用の着物や帯を無料で借りられる着付け教室もあります

着付けに興味があったり、着付けを習ってみたいと思ったりしていても、「祖母や親戚からもらった昔の着物で大丈夫かしら?」と不安に思っている方というのは意外に多いのではないでしょうか。

サイズが合えば祖母や親戚の着物でもOK!

身長や体型などが近ければ、祖母や親戚などの着物を着付けの練習に使用することも可能です。(あまりにサイズが違うと着るのが難しい場合があります)

昔の着物でも保存状態が良ければ、着付け教室に持って行っても大丈夫です。まずは、カビや汚れなどがないか衛生面の確認をしてみてください。

しょうのう(防虫剤)の臭いがきつい場合は、臭いが取れるまで陰干しします。カビや食べこぼし、皮脂や汗などが原因の汚れや臭いの場合には、ご自分で対処するのは難しいため、無理をせずにきものクリーニングに出すほうが賢明です。

振袖や留袖など礼装の着物を借りられる着付け教室も

着付け教室によっては、練習用の着物や帯を無料で貸してくれるところもありますので、「親の着物しか持ってないけど、着付けを習ってみたい」という方は、そのような着付け教室を検討してみるのもひとつの選択肢です。

特に、振袖や留袖などの礼装用の着物はお持ちでない方も多いと思いますので、普段用の着物は持っているけど、留袖は持っていないという場合などは、そのような着付け教室を選ぶと安心です。

肌着や長襦袢など肌に直接ふれるものは自分のものを用意したほうが衛生的

ただし、着付けに使用する長襦袢や肌着などは直接肌に触れるものですので、衛生面を考えると、各自自分のものを用意することをオススメします。

一般的な着付け小物であれば、数百円~数千円程度で市販されていますので、着付けの先生に質問したり、自分で調べたりして足りない道具をそろえれば、一式を全て自分で購入する場合より、はるかに出費も少なくてすみます。

着付け教室に通う際に必要な準備品

着付け教室に通う際に必要なものを簡単にまとめてみました。着付け小物は教室によって使用するものが異なる場合がありますので、予め着付け教室に確認しておくと安心です。

特殊な小物や学院オリジナルの着付け小物を使用する場合は新たに購入する必要がありますので、市販の一般的な着付け小物で大丈夫かどうかも確認しておくとよいでしょう。

着物はサイズが大きすぎたり小さすぎたりすると着付けが難しくなりますので、サイズの確認が必要です。分からない場合は自分で買う前に講師に相談してみてもよいかもしれません。

着付け小物 家にあるものや市販のものでOKか確認
肌着や長襦袢 肌に直接触れるので、自分のものを使用したほうが衛生的
着物や帯 サイズを確認。留袖や振袖などは借りられる着付け教室も

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